威嚇アート
投稿やめようとか言っていたが結局インスタグラムを再開した。
自分の意思はその時の調子によって変わる。そこそこ調子のいい今の自分の意思を尊重しようと思った。
インスタでは精神病の人が描くような感じの絵を載せている。
あのタッチは高校の時に開発した。精神に異常をきたして勉強どころじゃなくて休ませてほしいと言っているのに先生は話を聞いてくれなかった。だから絵で最後のSOSを出した。
元から精神病の人の描く不思議な絵が好きだった。私にもその気があるのでシンパシー感じて真似て描いていた。
研究の成果を発揮すべく文化祭で大量のキモい絵を飾った。美術部の部員は超迷惑したでしょう。申し訳ない。
でもそうしないと私の異常性が伝わらないと思っていた。頭がおかしいので休ませてもらえると思っていた。実際頭がおかしかったし精神が超ピンチで自分がやばいやつであることをみんなに伝えないと自分の身が危ないと思っていた。
でも先生は私の作品を見たのに何も言わなかった。無視されてショックだった。
私は頭がおかしいからもう誰も寄ってこないで!と威嚇するためにも描いていたので孤立を深めるだけになってしまった。だれも私のSOSを受け取ってくれなかった。
たまにコメントをくれる人もいた。学校一イラストのうまい漫画部の女の子、美大志望の子、社会科の先生二人、俺の絵描いて!!て言われて描いた男の子、見知らぬ爺さん。みんな面白いって言ってくれた。
でも私のガチSOSに誰も気づいてくれなかった😭
結局休ませてもらえず、先生から放置され、叔母からはキチガイと嘲られ、漢字書けない一桁の足し算もまともにできないどん底状態に落ちていってしまった。気の毒なやつである。
人を自分から遠ざけるためにきもい絵を描いていたが今は人がよってくる。複雑な気分である。私がどんな感情を持って描いているのかは誰も知らないから。
本当はとても嬉しいんだけれど、私の頭のおかしさを知ったら引くかもしれないし。うーんうーん
まじで周りの人に恵まれなさすぎて自分もどうにかなっていた。人のせいにするのは良くないとわかっているが、実際人のせいだからな…。
私はこれからもキモい絵を描き続ける。家族や教師への怒りの散文を絵に表していくつもりだ…。