かんちょーのフラッシュバック

風呂上り、自分の抜け毛が洗面所の床に散らかるので前屈するような姿勢で一本一本拾ってた。

その時、洗面所の外から家族の足音が聞こえてきてフラッシュバックした。

母親にかんちょーされた時のことをはっきり思い出した。母親に襲われる!と思って尻を庇おうとした😅

 

 

母親はいつも私にちょっかいを出してきた。

これから寝ようって時に部屋に入られてでかい声で話しかけてきたり歌ったり。受験勉強中、つっかえ棒で自分の部屋を締め切っていたのに襖を外して入ってきて妨害してきたり。

着替え中で真っ裸になってる時に部屋に躊躇なく入ってきたり。それはもうストレスフルでした。プライベート空間皆無。

捻挫してる足引っ張られて引きずられる暴力も受けた。痛くて脚がちぎれるかと思った。

 

 

ある時母親は私にかんちょーを仕掛けてきた。何かをしていて尻を突き出すような姿勢をしていたのだけど、その時に洗面所から出てきた母親がそのままだっだっだと走ってきて「かんちょー」と言って私のけつ目掛けて指を食い込ませてきた。

驚く私の様子を見て母親はゲラゲラ笑ってた。

かんちょーされるフリもされた。「かんちょー」って言ってお尻に指突っ込むフリをされて、お尻が反応してビクって引き締まる様子を見てまたゲラゲラ。

側からみたらギャグみたいだけど、恥ずかしいし心も心臓も痛かったからあれは虐待。フラッシュバックするくらいだから暴力と何も変わらんよ!!( ;  ; )

 

 

四十過ぎたおばさんがやることじゃ無いよね。

十年引きこもってたらああなるものなのかな。いまだに母親の一人称は自分の名前だし。ひ〜〜気持ち悪いね。

そういう私も一昨年くらいまで一人称自分の名前だったから、しっかり遺伝してんだな〜と落ち込む。今は矯正して「私」になったけど☺️

母親と私の共通点がいくつかあって、それに気づくたびゲンナリする。母親も私と一緒で絵を描いてたし、思いついたことをよく紙に書き留めていた。

家族からたまに「母親も高校の時引きこもってこういうことしてたよ。親に似たんだね」みたいに言われてショックです。

私は私の好きなことをしているだけだから母親と一緒にしたりしないでほしい。でも、家に篭り気味の自分が言えることなのかな…汗

母親は赤の他人と思えるようになるまで時間がかかるかもしれない。

 

 

最近母親の部屋から聖書が出てきた。メモとか線とかいろいろ書き込まれていて、聖書には私と姉宛の短文の手紙が挟まれてた。いつごろ書かれた手紙か分からない。内容はこう。

「大きくなったらキリスト教の聖書を読んでください。友達や人やさしくしんせつでいてください。色んなことを頑張ってください。なぜかというと、それが幸せだからです。」(原文ママ

だって。読んで寒気した。文体が小学生だし言ってることとやってることが違い過ぎて気色悪いよ。家で暴れて年寄りを怪我させた人が書く文じゃ無い。

そういえば母親が聖書の教えがどうとかと騒いでたことがあった。何を言ってたか覚えてないけど、自分は熱心に聖書を読んでるようなことを言ってた。そんな人が家族に暴力振るうのは何故?

きっと自分の都合のいいように解釈してたんだ。自分の言うことを聞かない人を悪とみなして徹底的にいびることが正義だと思ってんだ。知らんけど。

母親が本当は何を思ってたかは知らないし知りたくも無い。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで聖書とか神話とかなんとなく嫌いになってしまった。嫌いでも今のところ弊害ないから別にいいか!

 

 

母親のことフラッシュバックして半ばパニックになるのやめられたらええな〜。やめるというかなくなってくれ。

家の中でくつろいでも母親にかんちょーされることはもう二度とないから、今はこの平和を享受しよう😭 享受し始めて数年たったけどまだ足りない。もっと精神の自由を満喫したいど…。