続世話係

先生も学校もおかしかった。障害や病気で勉強についていけなくなった人を置き続ける理由がわからん。

高卒になったとしても病気や障害のせいで進学就職できなくて、高卒パワーを活かすことができなければ意味がないじゃんか。

あの学校マジで馬鹿なんじゃないのかな…。そう思う私がおかしいのだろうか…

 

 

思い返すと私はQちゃんの世話係でもあった…。

私は人前に出るといつも緊張してキモくて痛い挙動不審者になっていた。だから人が寄り付かなかった。

Qちゃんは高校在学中に脳に怪我を負って体が不自由になってしまった。そんな感じの人だった。憶測なので実際はどうなのかわからない。

一年のときは進学クラスにいたけれど、次の年には成績順で一番下のクラスに入っていた。

幼児退行して思考は幼く、学級日誌に飼っている犬のことを書いていた。体も思ったように動かない。声も一語出すので精一杯。暗記はできるが考えることが苦手な感じだった。

体育の時間、ドッジボールかなんかでQちゃんが自分のいたグループがどこだかわからず困っているのに、皆が知らんふりをしていた。

だから私が声掛けすることが数回あった。

そのせいかしらんが次第にクラスの無言の圧力で「なんとかして」と言われるようになってしまった。

そういう雰囲気をだしてQちゃんの世話をするように先生とクラスメイトが促してきた…。

 

 

私たちはあまりもの同士。体育の時間になると二人であまってしまうので自動的にペアを組まされる。

私はQちゃんのことが嫌ではないけれど、そうやってあまりもの同士でいつもくっつかせるのが納得できなかった。

卓球はいつも一緒だった。私は卓球めちゃくちゃ下手くそで、あれこれ単調で負けまくって、このままだと彼女の刺激にならないのではないか?と焦りに焦った。

周りの子にペア変えない?と勇気を出して提案するも急な話に皆顔を曇らせ、やんわり断ってきた。

向こうは私がQちゃんと一緒にいるのが嫌だと思ってしまったのかな。言葉足らずだったかもしれないが、決してそうではないのだ…。

皆は自在にペアを変えられるのになぜ私たちだけこのままなんだろ…と不満に思っただけだ。

 

 

Qちゃんも自分が腫れ物扱いされていることに気づいていた。体育で一人ボールを持って立っていた時めちゃくちゃ悲しい顔をしていた。

Qちゃんは自分の感情がそのまま顔に出る。卒業式の日も先生やクラスメイトから話しかけられず悲しい顔になって教室の隅で突っ立っていた。

記念に!って一緒に写真を撮ったけれど正しい行動だったのかわからない……。

Qちゃんは自分の意志で通っていたのか。それとも親の意志なのか。

自分の意志で大学受験をしたのだろうか。誰かに言われてやっていたのかな。

彼女の意思だとしても、常識ある先生が彼女の卒業後のことを考えて適切なアドバイスをしてくれればよかったのに。側から見てそういうものはないように感じた。

学校の先生に知識がなさすぎてもう、しんどいわ…。

学校で雑な扱いをされても、学校の外でQちゃんが適切な支援を受けていたらいいのだけど。切実に思う。

 

 

私もいつも一人だったがQちゃんもいつも一人だった。

彼女は身体障害者、私は精神障害者

高三ごろ私は限界突破して超卑屈になって皆に迷惑をかけて困らせた。

そういう人を学校に置いていてもメリットがないです。他人に迷惑と負担をかけるだけです。

そういう子を普通の学校においても、結局放置されてその子が辛い思いをするだけだと知って欲しいです😭

ここにいてもいいんだよ!と言っておいて丸投げアンド放置する学校教師が理解できない。そういうのが当たり前なのだろうか。

私が精神的に参っていることをほんとに知らなかったのだろうか。ただの厨二病だと思われていたのか。先生は私が今も根に持っていることを知っているのだろうか。

高校生に世話係を押し付けて恥ずかしくないのかな。先生の使いで私の元にきたあの二人も負担を感じていたでしょう。

私の地雷を踏まないよう気を使いまくっていたことでしょう…。本当かわいそすぎる…。

卒業式の日、泣く私を見て教室から逃げていった担任の後ろ姿を思い返すたび、本当に私って邪魔者だったんだな…と虚しさと怒りが込み上げてくる。

責任ないからあの歳まで教師ができるんだな…と呆れた私は半分正しい。

他の先生は私のことをどう思っていたんだろう。なぜ授業中泣き続ける自分に大人はツッコミを入れてくれなかった。

きついわもう😭 私のSOSと意見は無視されまくった。立ち直るのに倍時間がかかりそう。

頭のおかしい人だと思われてもいいから教育委員会に手紙を出しまくろうと思う。だれかにこのことを伝えたい。おしまい。