失言人間

小学生の時から失言していた。

思い立ってパッと言ったり、いろいろ考えて発言したことに相手への思いやりがなくて人を不快にさせがちだった。しょっちゅうではないが…

こういうことを言ってしまうのは人と話す経験が少ないのと、失言ばかりする家族にも原因があると自分は思っている…。

自分にとっての模範は家族だったから、世間と色々ずれのある人たち背中を見て育ったせいで、私も自分の性格と相まって嫌われやすい人になった。

 

 

祖母はいつも人への思いやりが微妙に足りない。

小学校低学年のあるとき、私の家でEちゃんと遊んでた。Eちゃんは喋るのが苦手な障害がある子だった。話しかけてきたけどEちゃんはうまく喋れなくて何度もつっかえてた。

そしたら祖母がペンと紙を持って「喋れないなら紙に書きなさい」と迫るようにして渡してきた。Eちゃんは余計喋れなくなって黙り込んでしまった。

こういう配慮が優しさなのか!と私は思い紙に書くように勧めたけど、喋ろうとしてるのだから喋り終わるまで待ってあげるのが優しさだと今は思う。

陰口たたかれて不登校になってしまった友達Kちゃんに「私病気なのに学校通ってるよ。なんでKちゃんは来ないの?」と思いやりのないメールを送ってしまい縁を切られたことがあった。

後になってああいうことは言うべきではなかった。相手の気持ちを考えてなかったと反省した。だけど祖母は私が友達に送ったメールを読んだ上で、なんでそれくらいで絶交してしまうのかと不思議そうに私に言った。

 

 

叔母はデリカシーがない。小学生の時人前で「髪ベタついてるけどいつ風呂入ったの?」とデカい声でしょっちゅう聞いてきた。

小学校低学年の時、自分だけの漫画のアンソロジー本を作るサービスで本を作った。表紙に自分のメッセージを書くことができるのだけど、何を書けばいいのか決められなかった。

そしたら叔母が「私は弱虫だから主人公を見てびっくりしました」と私が書いた風にしてメッセージを書いた。

これでいいね?と確認され、嫌だったけど人の意見を否定したり拒絶をするとよくないことが起こると信じ込んでいた私はうんと言うことしかできなかった。

届いた本を見て落ち込んだ。子供心に弱虫だと決めつけられたことが悲しくて、引っ掻き傷でメッセージの下に「うそだよ」と書いた。なんとなくその本を手に取るのが嫌で、見えないところに隠すようにしていた。子供に弱虫だっていうのって普通のことなの?!?

これ以外にも叔母のデリカシーがないエピソードは山ほどある。

今思えば小さい時から自分は家族から無下に扱われてきた。

私を適当に扱う家族を見てこれが普通なんだと思い込み、友達に同じことをして嫌われることもあった。私が失言をしたことに変わりないが、家族からの影響もデカいので100%私の問題ではないと思いたい…

 

 

自分だけが悪いと思い込むのをやめたい。実際には相手も悪い場合が多いし😭

向こうも向こうでデリカシーがなかったり最低限のルールを守れていなかった。

私がそういう人間だからそういう扱いを受けてしまうのは仕方ないが、素でやってくる人が多かった。

そもそも小中高とここ数年の記憶が曖昧なので、何が起こったのかはっきり覚えてない。はっきり覚えてないことをくよくよ悩み続けるのもよくない。

でもたまに夢に見る。そして目覚めてから色々考えてしまう。面倒臭いが仕方ない

 

 

生きて来た時間の半分が混乱状態で、ずっと考えがまとまらないので常識的はずれのことばかり考えてきた。今や昔の自分の幼稚さに驚く。

自分は何がしたいのかわからん。何を考えているのかわからん。

普通の家庭の子供に産まれてれば今頃普通に就職してたんだろうか。

私の身に何が起こったのか、同級生は誰も知らない。ある意味すごい。無敵なのかもしれない…

高校に関する行動をすると精神力がゴッソリ減る。最近回復して教育委員会に電話した😭

高校のことを喋ろうとすると喉元がぎゅっと閉まってなにも言えなくなるからメールを送った。そのメールをさらに別の場所に送るらしいけど、時間が経ってるから何もしてくれないかも…

メールの書き方もわからないから私情が多い。学校の指導がおかしいから直してほしいのだけれど、先生のラインナップも完全に変わっているはずだし、もう誰に言えばいいのかわからん。

でも伝えることができて安心した。あんな意味不明な体験もう二度としたくないし誰にもさせたくない😭 そのことさえ誰かに伝わっていればいい。