通りすがりのお姉さん
高校生で精神が結構参っていた頃、ネットで恥ずかしい自己憐憫漫画を書いて公開して自分を慰めていた。
追い詰められていたので恥ずかしいことをしているという自覚が無かった。自分がめちゃくちゃピンチであることも誰かに伝えたかった。
その漫画を見たあるお姉さんがDMを飛ばしてきて私を心配してくれた。
お姉さんはネットで絵を公開して詩を書いてDTMをつくってる人。自分が中学のときからイラスト投稿サイトでいいねとかを飛ばして飛ばされる関係だった。
お姉さんはDMで自分の話をしていた。自分は将来のために資格を取って短大で勉強してるよ!あるサイトのライターをしてるよ!独学で音楽を作ってるよ!と言っていた。
自分はその時も将来のことを考えられるほど余裕がなかったので、話を聞くのが少し辛かった。
今は悲惨でもいつか良くなる時が来るよ!的な意味で言っていたのはわかるけど。
未来のことが考えられない自分にそんなこと言っても……。
でも周りを心配させた自分の方が悪い。心配かけてしまって申し訳ないわ……。
お姉さんは他に困り事があったら相談して!と言ってくれた。でもお姉さんが能天気な気がして何も相談しなかった。
あのお姉さんは全然悪くないが。
話し相手になってくれて助かったが。
今も将来のことなんて考えられない。
叔母は就活サイトbotになった。メールで仕事と就活サイトの紹介を一方的に送ってくる。
叔母はコミュ障なので、叔母が私が仕事できない原因の一つであることに一生気づかないでしょう。うおおおん涙
卒業式の日に私を辱めることをクラスメイトやその親の前で言ったことが足枷になっている。毎日あの日のことを思い出す。思い出さないように努力をしても叔母に関連する物を見るたび思い出す。
私の行く先々に叔母みたいな横暴な大人がいるんじゃないかと思うと不安になってしまう。
不機嫌になると「もう知らないから!」という叔母の精神がクソガキすぎて辛い……。
叔母は普通の人間が就けないような仕事をしていた。容姿が良くて社交的でストイックだから。でも性格が、ね……。
立派な仕事をしていた=人格者ではないということを知った。何も考えず尊敬してた自分がバカでした。
叔母のいうことを聞いて助かったことは覚えている限りない。もう叔母の言うことを聞かないことにした。自分で考えて行動するようにしたい。
かく言う自分も訳のわからない性格になってしまった。治しようがない。
幼少期から色々ありすぎて前頭葉がマジで死んでるので、ワーキングメモリだけ普通以下だったのが悲しい。それ以外は普通以上あった。
自分が凡人であることがわかってホッとしたけど、自分は脳を傷つけられたと結果からわかってやるせ無い気持ちになる。
全てにおいて無気力。散歩以外の運動はしないし心臓の調子も悪い。長生きできないことが唯一の救いである。フハハハハ