ゴミ拾い

暖かくなってきたので河原でゴミ拾いしてきた。前やった時は肌寒い中やってて地味に辛かったので。

ゴミ拾いの案内看板を発見した。河川敷の小屋でゴミ拾い用の袋を配布していると書いてあった。前は家のレジ袋使ってた。

電話でいつ頃管理人がいるかを聞いてからもらいに行った。

前と同じゴミで溢れかえっている場所でゴミ拾いした。そこはホームレスのおじさんが根城にしていた所で、植物が自生している場所を切り開いて土が露出している。

そのおじさんはいつの間にかいなくなっていたけれどゴミがそのまま残されていた。収集癖があったのかそれに乗じて不法投棄されたのかは知らないけど、色々なゴミでゴミゴミしていた。

誰かが自転車とかの粗大ゴミを片付けていたけれど、細かいものはそのままだったのでそれを拾っていた。

多かったゴミは手袋とキャスター。

厚手の手袋がいくつも転がっていた。謎のコードやワイヤーもよく拾った。種類が偏っていたので収集癖っぽい。

ホームレスの人はキャスターの何に惹かれたんだろう。気になる。

 

 

しばらくすると袋をくれたおじいさんがやってきて話しかけてきた。おじいさんは耳が遠いみたいで話が噛み合わなかった。二回来て同じ話をしてきた。

おじいさんによると自分がゴミ拾いしている場所は区が管理している場所じゃなくて国土交通省が管理している場所らしい。

だから片付けるのは迷惑かな?と思ったけれど咎められることはなかった。

おじいさんは自分が自転車で運ぶから収集場所に運ばなくていい。ここに置いていっていいと言ってくれた。だからお言葉に甘えてその場に置いていった。

でも結構ゴミが重かったのでおじいさんの負担にならないか心配。分別もしなくていいと看板にかいてあったけれど、おじいさんか誰かが分別をするはずなので大変だろう。

だからゴミ拾いを続けるのが億劫に感じてしまう。一番悪いのは捨てていった人たちなんだが…。

次回やる時は分別しようと思う。

 

 

作業服に高校のジャージを着た。汚れても破れても気にならないから。

でもおじいさんは高校を知ってるみたいで学校を褒めていた。病気の人と障がい者を放っておくとんでもない高校なのに…うおおおお!!

なんだか恥ずかしいのでこれからは高校名がわからないように隠そうと思う。はい…

前の学校を卒業して1年経つが社会に出るのがいまだに怖い。せめて外に出ても具合が悪くならないようにならないと…と考えてゴミ拾いを習慣にしようと思っている。

でも祖母が世間体ばかり気にしてか私のゴミ拾いを止めてくる。出て行こうとすると玄関から出てきてやめなさいと怒って引きとめてくる。なぜ!?😀

太古の昔から祖父と喧嘩ばかりして世間体が悪かったのに、孫がゴミ拾いし始めたら止めてくるというのがよくわからない。

それなのでゴミ拾いも内緒でやることにする。ゴミ拾いをしていることに気づかれないよう外出るたびにジャージを着ていくつもり。

ダサくてバカっぽいが私の話を聞かずに自分の意見ばかり押し付けて話の通じない祖母が嫌なのでこうするしかない。とほほ!!