ログインボーナス:吐き気

数年前使っていたSNSのアカウントに訳あってログインしたのだけれど、自分のページの画面を直視できなくて頭痛と吐き気に襲われた。こんなことってあるんだとビビった。

 

 

気が狂っていた頃、そのアカウントで一人でずっと暴れていた。

不快な文章を撒き散らし続けてしまって、色んな人に迷惑をかけた。

たまに絵を投稿してた。それで数人フォロワーが集まってた。

その人達の目に見えるところでも愚痴をずっと垂れ流してた。私の絵に興味をもってくれた数少ない人たちに申し訳ない。

それで残っていた理性がこれはまずいと認識してツイッターで投稿するのをやめた。ブログで暴れるようになってからは一度もログインしてなかった。二年半前のこと。

私のことなどみんな忘れているでしょう。忘れててください。あの狂人は私ではない。描く絵も変わってしまったし。

 

 

体が変なのでログインすることもできない。

自分のアカウントページを見るとあの時の鬱屈した気分と孤独感が一気に蘇ってしまう……とかないけれど、体がひたすら拒絶する。頭痛と吐き気が込み上げる。

さんざん暴れといてお前はなんなんだって話ですが。

アカウントを消すこともできない。自分がまだいることを知られたくない。

ログインしただけでああなるんだからアカウントを消したとたん体が四散しそう。

 

 

フォローしている人が今何をしているのかも知りたくない。

最近になってやっと自分の中の止まってた時間が動き始めたのに、時間の流れに乗って普通に活動していた人々を目の当たりにしたくない。

浦島太郎的な怖さと羨ましさで車酔いしたみたいになる。

自分も側から見れば数年くらい何かやっているように見えるかもしれないけれど違う。

ワックス塗りすぎで滑りやすくなってる床の上で、自分だけ五年半くらい同じ場所でツルツル滑ってた。

最初の頃、周囲の人がいい感じ!前に進んでるよ!と大嘘言ってて自分も前に進んだつもりになってた。でも周りの景色が変わらないままで疲労もあってどんどん調子がおかしくなっていった。

最近はそう言ってくる人がいなくなったので冷静になりつつある。這うことでワックス地帯から抜け出せて時間も進むようになった。そう!そうなんだよ!!知らんけど

自分が変なところにハマって抜け出せなくなっていた間に思うがままに生きてた人のことを知るのが怖い。

 

 

SNSで発言するの向いてない。

SNSは人との距離が近いから人に迷惑をかけてばかりだ。例によって相手と自分の距離が測れない。パーソナルスペース侵害しがち。

失言もよくする。高い頻度でキモがられる。迷惑かけるたび逃げてばかり。卑しい!

だから最近は人のいる場所で、あらかじめ人から嫌われるような関わりたくないと思わせるような絵ばかり投稿してる。コミュニケーション未履修の弊害である……。

言葉の教室に通っていたEちゃんのように特別支援学級のようなところに行きたかったとよく思う。私と周囲の人々の異常性に誰かが早い段階で気づいてくれたら、自分のおかしい部分は改善されていたかもなぁ…。